2012年12月23日日曜日

ターミネーター3

最近、テレビでもターミネーター3がたびたび放送されるようになった。

その後、よくネットで意見を見てみると、

敵のターミネーター(T-X)弱い

T-1000(ターミネーター2の敵)より弱い
など、

結構、ターミネーター3(下記T3と記す)の敵である女ターミネーターのT-Xは案外弱く見られているようです。

しかし、本当はものすごく強敵です。理由を下にまとめます。

今回T3にて、「ジョン・コナー」を守るシュワちゃん(ターミネーター)は、ターミネーター2(以下T2と記す)に出てくる、ターミネーターと顔は同じでも同型ではありません。

T2でラストシーンで溶鉱炉で溶け、悲しい最期を遂げたターミネーターはT-800です。

それに対し、T3に出てくるターミネーターはその改良型、T-850です。

違いは次の通り。


T-800


ターミネーターのエネルギー源である核燃料セル(電池)は1つ。

ライフルや拳銃位なら、怯まないが、対戦車砲(ロケットランチャー)などでは、破壊できる。

装甲が薄い。

重量250キログラム。


T-850

上記の電池が2つ搭載できる。

大砲でも壊せない。(T-800に比べ非常に頑丈さが増した。)

装甲はT-800より厚い。

重量900キログラム

です。


この通り、明らかにT3のシュワちゃんの方が強力になっています。

そして、T3の敵である女ターミネータ-(T-X)に内蔵されているプラズマ砲で
T-850の電池が1つ故障していることから、

T2版のシュワちゃんだと、T3冒頭で瞬殺されます。


そう、T-Xが弱いのではなく、シュワちゃんが強力にグレードアップしてるんです。


そして、T-Xが弱くみられる原因は、1シーンのカットも大きく影響します。

実は、作品後半でT-Xがコナーとケイトを追い詰める直後、シュワちゃんがヘリに乗って
T-Xを轢いていましたよね。

そしてその後、シュワちゃんが上から落ちてくる防弾扉を抑えながら、ジョン達を逃がすシーンが あります。

しかし、そのシーンにはカットされたシーンが山ほどあります。



1つ目。


T-850(味方)の肩の関節が外れ、油圧液が床に漏れるシーン。



 2つ目。

ジョンを殺そうと、追いかけてきたT-X(この時はすでに、表面の液体金属は無くなり、青い目のセンサーむき出しの状態)が、ジョンの足をつかみ、捕まえようとするシーンがありますね。

それを防ぐために、T-850がT-Xの手を抑えるシーンがありますが、

その直後、T-Xの手が外れ、ジョンは逃げることが出来ましたね。


しかし、その直後のT-850、何かおかしくありませんか?

顔の皮膚がさらに無くなり、額にはかなりの傷がついています。



そう、この間に、T-Xがやり返すシーンがあるんです。

その内容は、


T-850はジョンを救うべく彼の足を掴んでいるT-Xの手を曲げようとします。

この後、T-Xの手が外れ、ジョンは逃げて行きます。しかし、T-XはT-850の胸に
 高速カッター (T-Xの腕に内蔵)を、当て、最後の残ったパワーセルを
破壊しようとし始めます。

その次に首、顎、額、そして彼のマイクロプロセッサーの真上にも高速カッターを当て、
T-850を追い詰めています。

T-850の回路はショートし、火花が散り、部品が取れたりと散々な事になっています。

その直後、T-850は、今までジョンが自分に反抗的な態度をとってきた理由を悟ります。

 そして、ついにT-850は手を放してしまいます。

しかし、ジョンを守るため、T-850は最後の力を使い、T-Xを引きずり込み、口に核燃料電池を押し込み、共同爆破し、T-Xを破壊しました。

こういうシーンがカットされると、T-Xの強さをわからない人が出て当然です。

映画にはこういう風にカットされたシーンが山ほどあります。


ネタが出来れば真実はこうだ!シリーズを続けようと思います。



                               続く(かも?)

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