最近、ドローンの話題を
ドローンに限ったことではないが最近になって新しいハードが登場する一方で、行政がそれに対して適切なルール作りで後れを取っている状態がもう長い事続いているのだ。
そして、世の中の流れがその一辺倒になってきているだけに、メディアも可能性を報道するどころか問題点指摘のみに集中した報道姿勢を取っているという始末だ。
井の中の蛙大海を知らずでもないが、日本国外でのドローンの評価は不祥事もあるがどちらかと言えば、捉え方は新しいエンターテイメントツールだ。
自分を追従させてスノボやサーフィンやBMX等のExtremeスポーツをしている映像を撮影したり、有益なビジネスに活用したり等だ。
しかし、日本でのこの事件の多さから見て、ドローンがこんなイメージになるのは当たり前だ。
ビジネスツールとして使われるなら尚の事このドローンの可能性を潰せば何かしら他に後れをとるだろうと筆者は思っている。
ドローンは登場当初、マルチコプター、マルチヘリ、等の名前で呼ばれていたが定着してきたのは確かについ最近だ。
こういう事を思っていると今から50年以上かそれほど前の原付に免許制度が出来た事を彷彿とさせる。
今では信じられない話かもしれないが、かつて日本では原付にヘルメット義務どころか、免許すらなかったのだ。
名前の通り自転車に直接エンジンが付いていて、それが発展して小排気量のバイクになったという事だが、これもまた事故が多かったらしい。
そして遅れての行政対応で免許制である。
これと似た流れになってきているなと勝手に想像をしてしまうが、将来的に商用利用されるかも知れないことを考えると、やはり資格制度ないし免許制は必須になってくるだろう。
ただのヘリコプターラジコンと高をくくれない状況になってきているだけに、こういった対応が急がれる、行政には規制では無く早い段階でこうした免許制度なり対策をしていかねばならない。